さらに前回の続き

呪文8

4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》
このデッキ最強のカード。これが初手にあるかどうかで、勝率が冗談抜きで3割くらい変わる。
基本はカウンター3で止めるが、天使が手札で2枚以上ダブついたら4にすることも(そいつらを展開すれば勝てることが多い)。
起動タイミングや小技が沢山あるので、これの習熟が上達への道。

4 《流刑への道/Path to Exile》
モダン最強の除去。裁き人と組み合わせればソープロも超える。今さら特に言うことは無いが、個人的にはプッシュよりも絶対に強いと思う。
意外とマナスクリューしやすいので、検査官辺りに打って疑似マナ加速するのはよくある。


クリーチャー29

4 《スレイベンの検査官/Thraben Inspecter》
パウパー環境をぶち壊したヤベー奴。1マナ1/2だけでもそこそこ強いのに、何故かドローも付いてくる。白単にする大きな理由の1つ。
スペックとしてはエルフの幻想家並。最序盤でも後半でも嬉しいクリーチャー。後述するちらつき鬼火や修復の天使のブリンク能力で手がかりを量産することもある。デッキの潤滑油的な存在。
手がかりはトークンのため、真髄の針で指定されない。でもアーティファクトだから静寂とかで起動出来なくなる。また、滅殺を防ぐ盾として使うこともあるので、結構色々考えさせられる。

4 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
これ1枚でストーム、バーン、続唱、コンボ系に強くなれるすごいやつ。青いデッキがすごい嫌な顔する。トロンの最速カーンを咎めたり、思いのほか小回りの効く強さがある。
伝説なので横に並べられないのが欠点。被って引くのを嫌って3枚にする人もいるが、除去されやすいのと、被り引きのデメリットよりも、引いた時のメリットの方がデカいので4枚が丸いと思う。反面、クリーチャー主体のデッキはお手上げ。
魚とエルフ絶許。

4 《レオニンの裁き人/Leonin Arbiter》
これ1枚でトロン、ヴァラクート、各種フェッチをぶち殺せるすごいやつ。レガシーのデスタクと違って、モダンはこいつが主役。先手2tにサリアとこいつのどちらを置くかは相当な迷いどころ。この辺りはアーキタイプに関する知識量が問われる。
ルールが複雑で、裁き人効果で2マナ払うのは解決時ではない。例えば「フェッチします」「スタックいいですか?」「どうぞ」とやった時点で、残念ながらそのフェッチは無駄になる。正しくは「フェッチ起動します。優先権渡さずにそのまま2マナ払います」である。でも、こっちとしてはサーチされても2マナ払ってくれればテンポアドなので無問題。こいつも除去されやすいので4枚。

2 《無私の霊魂/Selfless Spirit》
異界月からの刺客。全体除去を躱せるスピリット。カウンター2のバイアルから飛び出て擬似的なルーンの母になる。本体も2/1飛行でクロッカーになれるのがいい。サリアやレオニン、ミラクルに対する稲妻などを躱すために切ることもある。


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